2008年8月
番外居酒屋乳頭温泉編
戸塚 寛
JA1PYP

2008年8月の最終週に秘境温泉における東の横綱である 乳頭温泉の「鶴の湯」に行ってきました。

何だか温泉番付づいています。 乳頭温泉郷としては下記の7温泉で構成されており各キャッチフレーズつきですが実際行ってみてそのとおりだと思いました。曰く、

@江戸時代より続く秘湯の宿 鶴の湯
A渓流に佇むモダンジャパニーズ 妙乃湯
B源泉沸き立つ湯治の里 黒湯温泉
C深山の宿・離れの露天風呂 蟹場温泉
D守り抜く湯宿・山の薬湯 孫六温泉
E懐かしき木造校舎 大釜温泉
F美しいブナ林・近代施設 休暇村乳頭温泉郷

大宮7:22発の「はやて1号」に乗りました。
「はやて」、「こまち」は全席指定で一番電車はいつも満員です。上野入谷改札の事務所で相談したところ幸運なことに 「こまち」を盛岡で降りるお客さんがいるとのこと。早速予約。ようやく切符が 手に入りました。盛岡駅の停車時間は2分、乗り換えにあまり歩かなくてすむ「はやて」の8号車にして頂きました。上野入谷改札の傍にある「JR東日本吉永小百合?事務局(大人の休日倶楽部事務局です)」の背の高いオジサンありがとうございました。
この事務局はロビーになっていて銀行の窓口のように整理券を取って座って待てますので色々相談できます。 後ろで人が立って待っている緑の窓口ではこうは行きません。皆さんにお勧めします。
ここで話はそれるのですが 大宮の駅弁について記します。テレビの全国駅弁番付には絶対に出てこないのですが ここ大宮駅限定の「大宮弁当」はお勧めです。私の定番です。 大宮駅で入手できる駅弁は数が多くて高価格の駅弁もありますがこれは1200円です。 普通の幕の内弁当なのですが、丁寧な作りでお品書きも付いています。

   
大宮弁当の外観 大宮弁当の内容    
大宮弁当のお品書き
 
盛岡駅まで大宮から何と2時間で着きました。仙台しか停まりません。 広報誌トランヴェールを見ると、八戸から新青森までの延長開業に合わせて 新型E5系車両が投入され今の275km/hの営業運転速度を300km/h運転にするとありました。 さらに2012年には320km/hだそうです。(東京-新青森間3時間5分) 横3列のスーパグリーン車も導入されるようです。
盛岡でこまちの12号車に乗り換えます。 この時、私の席は若い女性の3人グループの向かい合わせ席になっており 相手から戻しましょうか?の提案がありましたがそのまま座りました。この3人組は浦和から来たそうで2泊3日の白神山地満喫ツアーでした。 足ごしらえは軽登山靴で固めており、最近行った富士山だの陣馬山だのと 話しており山屋風でした。一番若そうな方は現役のバスケ選手らしくタフそうで まあこの連中と一緒に歩いたら置いていかれるなと感じました。 行程のパンフを見せてもらいましたがこれがすごい。 秋田から「リゾートしらかみ」で、さらに十二湖まで乗ります。 宿泊が「サンタランド白神」に2泊です。アプローチが異常に長い行程なので 現地に2泊しないと思いっきりトレッキングが出来ないのでしょう。
実は今回、白神山地も候補地のひとつだったのですが 「こまち」は秋田までは在来線をとろとろ走るので白神山地には飛行機が一番早い。 一番の飛行機ならサンタランドに11時前に着くはずです。 天気予報も思わしくないので、雨の秘境温泉三昧の計画にしたわけです。 彼らもお天気を心配していました。
田沢湖駅に到着しました。駅前になにもない駅でした。
   
田沢湖駅です 駅前は何もありません。バス停の前にわずかにお土産屋2軒    
       
10:12発の乳頭温泉行きのバスにちゃんと連絡していました。 料金は終点まで740円です。面倒なので案内所で往復を買いました。 天気は何とか持ちそうです。
http://www.hikyou.jp/akita/turunoyu/turunoyu.htm
まず上記を見てくださいの鶴の湯までのアクセスに ■JR田沢湖駅より乳頭温泉行きバスで55分終点下車徒歩5分 と書いてありますがこれは間違いです。このサイトのアクセスの項は手抜きです。黒湯、蟹場、鶴の湯全部同じことが書いてあります。 私はこれを見て乳頭温泉行きのバスの終点に全てが集まっていると 勘違いしていました。地図を見ると判りますが妙の湯と大釜はその通りですが 他はかなり離れています。
バスの料金表の掲示板に「鶴の湯」の名前が出てきたので、慌てて運転手さんに聞きました。「HPに終点から歩いて5分と書いてあったのですが」 「そんなはずない」「乳頭温泉の鶴の湯旅館と別に鶴の湯温泉があるのでは?」 「・・・・・」
既に鶴の湯入り口は通りすぎていたので 鶴の湯旧道で下りました。ここから30分の行程だそうです。
しかし道なんてありません。 よく見るとぶなのチップが引き詰められていて道のようになっています。 これが旧道のようですが道案内板は「鶴の湯峡」となっています。
ぶなの間伐試験林の中を気持ちよく進むと急に下りの狭い道になります。 片側は崖なので雨が降っていたら引き返す道でした。後で宿で聞いたのですが 熊が出るので旧道は通らないように指導しているようです。 どうりで誰にも会いませんでした。
旧道からは鶴の湯峡としか書いていない不安 これが旧道の鶴の湯峡とつり橋です。雨が降ると滑りそうです 吊橋本体 吊橋の上から撮った鶴の湯峡です
やっと鶴の湯の文字が出てきました
 
結果的には20分ほどで鶴の湯に着き、つり橋も堪能できました。(お勧めしますが、 熊よけの爆竹を持参してください) 鶴の湯の裏側に出ました。自家発電のようでヤンマーのディーゼル発電機がありました。
   
旧道からくると鶴の湯の裏手に出る 発動発電機がありました    
       
これが表門です。立派ですね。 昔の殿様の湯治場だそうでお供の侍の宿舎がそのまま残っています。
 
無人の土産物屋  
   
   
これが本陣鶴の湯の正面です  
     
鶴の湯の由来      
旧本陣を利用した風情のある宿泊場所 宿のフロントです、逆側に料金を払う受付があります 逆側から見た本陣 本陣の内部です。広いです一人では泊めてくれないですね
     
各部屋に囲炉裏が付いています。良いですね      
       
ここは宿泊が非常に難しく予約で一杯だったので最初の日帰り温泉です。 しかも宿泊客優先なので10時〜15時の時間限定なので最初に寄ったわけです。
とても小さい黒湯です、黒湯温泉ではないよ
 
 
  こちらが黒湯の効能書き
こちらが少し大きい白湯です。入浴客には撮影の許可は取りました
 
 
  こちらが大露天風呂にも使用されている白湯の効能書き
このせせらぎの右奥に夏場だけの女性専用露天風呂があります
 
 
これが混浴の大露天風呂です。撮影できないのでポスターから雰囲気だけをお伝えします。  
   
この時間限定ですが鶴の湯の内湯(外にある建物にあるが露天と区別のため)は白湯、黒湯とありまして泉質も違うのですが 小さくてとても宿泊者に供せないので人気の混浴大露天風呂に集中するわけです。 ですから日帰り温泉客を時間限定しないと宿泊客から不満の声が出るのでしょう。 当然の処置です。
泊まった「黒湯」では日帰り温泉客は混浴露天風呂には入れないシステムでした。
秋田のぐるなびに鶴の湯別館「山の宿」の昼食「山の芋鍋膳」が出ていたので よせばよいのにここで昼食をとることにしました。 鶴の湯入り口の方向へ20分ほど戻ります。 本館と違って最近建てたのでしょう(平成6年らしい)それは広く立派な建物でした。 ここは日帰り温泉はやっていません。 靴を脱いで奥の食堂に通されました。先客はオジサンが一人でうどんを食べていました。 この大食堂は囲炉裏が並んでいます。 山の芋鍋膳はAとBがありAはBに500円増しで岩魚の焼き物が付きます。
鶴の湯別館山の家です。大きい建物です 食事処の様子。囲炉裏が並んで居て4人用の仕切りがあります 昼食のメニューは鍋と饂飩とお蕎麦の3種です こちらはドリンクメニュー日本酒は高級品を揃えています
.山の芋鍋のご飯側のお膳です。基本的にご飯と山菜 こちらがメインの鍋です。きりたんぽの団子も入っているのでおなかが一杯になる 山の家の宿泊棟です 山の家から路線バス道の途中に小さい水芭蕉の群生地があります
       
適当に時間を見計らってメイン道路のバス停までの所要時間を聞くと45分も掛かるとのこと すっかり予定が狂いました。宿の循環バスで入り口まで送ってくれるとのことでしたが それまで30分以上あります。
メタボ対策で歩きに来た目的もあり、歩きましたがここからが大変でした。 飲みすぎ食べすぎでリュックを背負った身でだらだら坂を約1.5時間歩いて結局降りた旧道入り口までやっとたどり着いて路線バスに乗りました。
携帯で黒湯に電話して「3時前到着のバスに乗りました迎えに来てください」 黒湯は最終バス停から一旦戻り休暇村バス停から東に登ります。 ここも簡単には歩ける距離ではありません。
黒湯温泉の駐車場から徒歩で100mほど下ったところに宿はありました。
 
駐車場から下る道で撮影した黒湯温泉の建物 2階の渡り廊下から見たフロント 何もない部屋  
       
部屋はなんとも殺風景ですが山小屋だと思えば贅沢はいえません。 慣れると結構快適でした。
少し休んで近くを散策しました。 乳頭岳の登山口を少し行くと川そばに別の駐車場がありレンタカーから 若いカップルが降りてきました。聞けば孫六の湯に泊まるとのこと。 川の挟んだ反対側に見えました。
早速宿に戻ってタオルと小銭を持って出かけました。 同じ黒湯に泊まっている浦和の本太にお住まいの方と同行です。 こちらの湯は無色透明でした。こんなに傍なのに源泉が違うのですね。
 
坂の途中に孫六温泉への分岐があります 川向こうにある孫六温泉  
孫六温泉石の湯内湯 石の湯の露天 孫六メインの石の湯の泉質単純泉とあります 別棟にある唐子の湯です
こちらも単純泉ですが温度と成分が微妙に違いました 左が唐子の湯で見えないがその奥に石の湯がある
   
   
  孫六温泉で飼っているラプラドール
 
宿に戻って今度は黒湯温泉を堪能します。
宿泊場所から50m下るとミニ賽の河原が見えます。其の横に内湯 (これも外にある内湯)があります。 湯殿が2個あり奥は露天になっています。女湯も同様の作りと思われます。 横に男女共用の打たせ湯があります。 脱衣所は無いようですが「使用中」と「空き」の看板はあります。
内湯の途中に自炊湯治客の建物がありました。 内湯といえばここには本当の内湯もありました。 屋内の内湯にだけ洗い場がありシャンプーもあったような気がします。
敷地内にあるミニ賽の河原 男女別外湯の建物.新しく清潔でした. 男湯の入り口 外湯の室内湯船です
外湯の露天側の湯船です。ここからの景色も良いです 遠くに黒湯の源泉?と思われるが湯煙見えます 男女共用の打たせ湯の建屋です 黒湯の打たせ湯は売りなのかこの近辺では湯量は一番でした
   
宿泊施設内にある湯殿です 内湯の脱衣所は畳敷きでした.    
       
夕食は5時半です。泊り客全員5時40分には揃っていました。
何か異常ですがテレビも無く食べることとお風呂に入ることしかやることは無いので 当然の成り行きなのでしょう。
電話で予約した時、部屋にテレビも冷蔵庫もトイレも無いよと 言われましたが宿にテレビそのものが1台もありません。携帯電話も通じません。 (鶴の湯は通じた) 有線の公衆電話はあります。長期逗留者には本当に下界から断絶される貴重な場所です。
尚、こちらは自家発電ではありません。最近商用電源を引いたらしいけど。
こちらは朝食
 
 
黒湯の夕食です。当然山のもの魚は岩魚です  
   
ここの露天は混浴ですが非常に小さく女性の脱衣所に行くにも入り口は 同じなので女性は非常に入りにくい。 千葉大の若いグループが中国からの留学生も含めてバスタオルで入っていましたが。
鶴の湯は池のように大きい露天風呂で脱衣所も女性専用があり バスタオルで中に入ってから中でバスタオルを取って湯殿の傍に置くということもできます。
   
朝撮った混浴露天風呂です。雰囲気はあるが小さいから混浴は厳しい 露天の打たせ湯    
       
翌朝は良い天気でした。 朝食をとって8:40発のバスに乗りました。朝食は7時からでしたので一本前の田沢湖駅行きのバスに乗れば途中で田沢湖を散策して次のバスに乗るこ とも出来ました。 田沢湖駅発9:57のこまちの指定券を取っていたので湯めぐりをする時間 はありませんでした。車窓から撮った田沢湖です。水深が484mもあり日本一だそうです。
   
途中のスポーツセンター付近からの田沢湖 バスは田沢湖経由で駅に行きます    
       
盛岡駅に着きました。
お蕎麦を食べて市内観光をする予定だったのですが 宮古行きの快速電車が11:04の発車であるの掲示板が見え、ふらふらと山田線のホームに降りていきました。 2両編成のディーゼル車で座席の配置が変わっていました。 昔の向かい合わせの4人掛け2列だと朝晩の通学通勤の立ち席分が減るので 片側が向かい合わせの2人掛けと言うと解り易いと思います。 行程は2時間以上とのことで慌てて駅弁とビールを確保するべく新幹線コンコースまで戻りました。 列車が走り出すとお昼にはまだ間があるのに隣の仙台から来た4人組が早速弁当を使い出します。 ふと見ると珍しい弁当なので写真を撮らせて貰いました。私は鮭のはらこめし弁当です。
宮古行きの快速 大人の休日弁当
   
   
  大人の休日弁当の内容です.私は食べていないけど美味しそうでした

 
盛岡駅で買った
「鮭はらこめし」
はらこめしの中身。美味しかった 山田線の車内  
       
宮古駅に着いて駅の観光案内所で地図を貰い浄土ヶ浜行きのバスに乗ります。 20分ほどの行程です。 遊覧船に乗るべく奥浄土ヶ浜手前のターミナル前と言うバス停で降りたのですが霧のため遊覧船は欠航でした。ここから林の中を眼下に磯を見ながら数百m下りましたが なかなか気持ちの良い散歩道でした。
30年振りに来た浄土ヶ浜です。
 
うみねこのアップ  
   
   

霧の浄土ヶ浜

 
   
宮城県編で「浄土ヶ浜のウミネコのようにかもめが・・・」と書きました。 成り行きとはいえ1ヶ月後にまさか浄土ヶ浜に居るとは。不思議な感じがしました。
前より岩が薄汚れているような。昔は真っ白だったような気もしましたが気のせいかも知れません。
山田線もこの路線バスも1時間に1本で連絡もしていないので約1時間の滞在で引き上げました。 仙台の4人組とレストハウスのテラスで会いましたがこちらは4人なのでタクシーで来たようです。
宮古駅で1時間待ちなので駅から歩いて10分程にある「魚菜市場」を覗きました。 近海ものはさすがの鮮度でしたがクーラ箱を持っていないので「いちご煮」2缶と上等の「さけとば」 をお土産に買いました。どちらも岩手県産ではありませんね。
 
宮古市魚菜市場 市場内の朝取り野菜コーナですが午後なので店じまい なかなか活気がありました  
       

15時前の盛岡行きに乗りましたが1両編成なので危うく座れないところでした。
周りを見ると三陸鉄道から乗り継ぎの「てっちゃん」ばかりでした。 さすがに最新の時刻表はみんな持っています。 青春18切符の変形版と言うか得々切符がいろいろあることを知りました。 (こちらは聞いていただけ)
盛岡まであと30分というところで突然列車が停止。列車電話が騒がしい。 この列車は運転席と乗客が隔離されていません。停車中は運転手と話しても良い構造になっています。
どうやらこの先が集中豪雨のようです。 上米内まで徐行運転ということで話がついて(私とではないよ)何とか盛岡に30分遅れ程度で到着しました。
さてこれから20:41発の「はやて」までが番外居酒屋盛岡編です。 しかし土砂降りの雨のため事前に調査した居酒屋に行く気になれません。 駅前の喫煙所で「雨に濡れないで行ける飲み屋はないですか?」 「あるよ。あそこに見える。地下街を通れば濡れないよ」 。
東口駅前広場に面した「こだわりやま」盛岡駅前店です。 良くある居酒屋チェーン店の造りです。一人なのでカウンターに座りました。 カウンターの向こうは焼き台になっていて店長が焼いています。
日本酒は1升ビンごと冷蔵庫で冷やしてあり、お客の前でなみなみ?とこぼしてくれます。 アテは安く自家製のポテトサラダや煮込みは189円でした。 秋刀魚刺しは甘く美味しかった。お任せの焼き鳥もお勧めです。

   
店内の雰囲気このカウンタの右に焼き台があります 本日のお勧めメニュー    
冷酒とお通しの蛸酢 これが189円の煮込みです さんまの刺身、安くて甘かった お任せ焼きトリ、唐し味噌で食べます
     
燗酒の2合徳利      
       
帰りに覗いた盛岡駅の地下街は飲食店も多い。盛岡ラーメン、冷麺のお店もありました。
   
地下街にある十割そばお昼に食べようと思ったのですが駅弁に化けました 十割そばの店構え    
       
浦和に着いてからの続編として「力」の前にあるおでんや「お多幸」です。 今回、初めて入りました。浦和の造り酒屋である「内木酒造」の旭正宗が置いてあります。
(埼玉県では小川町のお酒が有名ですが浦和にもあります。 別所沼と浦和工業高校の中間にあります。蔵元には杉玉がぶら下っていますが ここでは小売はしていません。 100m程別所沼に戻った南側にある酒屋で売っています。 「旭正宗純」と言う銘柄は結構美味しいです。)
ここで気に入ったのは錫製のチロリです。相撲取りのような大柄の板さんの話も感じが良い。 「皿に敷く飾りの葉」の話になり今度行くときは家の南天の葉を持っていくことになりそうです。
浦和レッズ御用達「力」本店の前にある「お多幸」 真夏ですが生牡蠣がありました 谷中しょうがです。量が多い。350円だったかな、原価に近い安さです お多幸のお通し
     
日本酒は分厚い錫製のチロリで供される      
              
あとがき
温泉に浸かりに行くということでしたら乳頭温泉は過去一番でした。
さすがにここまでくると人が少ない。ゆっくり楽しめます。しかし路線バス利用では綿密な計算をしないと東京近郊からのアクセス時間を除く半日では全部廻る のは無理です。田沢湖駅でレンタカーを借りる必要があります。宿には冒頭の7つの温泉めぐり割引券があったようです。 絵葉書にもなる券で確か1500円だったかな。多分これも宿泊客用であると想像すると 最初に、チェックイン前の宿舎に寄って「本日泊まる者」と言って購入し、すぐレンタカーで 他の温泉めぐりをしないと割引の恩恵が受けられません。
黒湯温泉のみ冬季休業です。 蟹場温泉も予約が取れたのですが黒湯の方が少し安かったことと乳頭温泉では老舗で 昔は鶴の湯に対して亀の湯の呼ばれていた(人の話で確認は取れていない)等でこちらを 選択しました。 蟹場以外は全部見ました。妙の湯温泉はこじんまりしていて一番通常の温泉旅館です。 帰るお客様に女将がちゃんとお見送りをしていました。
木造の校舎を移築したと言う大釜温泉もバス通りに面しており夏場だけの足湯も道路際にありました。
休暇村は鉄筋コンクリート造りの国民宿舎の雰囲気です。トイレが部屋にないと駄目な方は ここの洋室しかないのではと思います。
以上
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